Kernel Network Bootを使用することで、ターゲットマシンに新たなKernelをロードすることができます。
以下に弊社開発マシンのPeformanceモデルのターゲットマシンの場合の手順を記載します。
使用するターゲットマシンにより多少の差異があることをあらかじめご了承ください。
- ターゲットマシンにキーボードとディスプレイを接続します。
- Del(もしくはF2)キーを押したまま、ターゲットマシンの電源をONにします。
- BIOS設定画面が起動します。
- Boot > CSM Parametersを選択します。
- Launch PXE OpROM policyの設定をLegacy Onlyへ変更します。
- Save & Exit > Save Changes and Resetを選択して再起動します。再起動時Delキーを押下して再度BIOS設定画面を起動します。
- Boot > Boot Option #1をLANデバイス(IBA GE Slot 00CB v1381等)へ変更します。
- 設定を保存して電源をOFFにします。
- MATLAB上でspeedgoatkerneltransferコマンドを実行し、Real Time Kernel Configuration and Transferを開きます。
- Net kernel SettingのModeにおいてNetworkbootにチェックを入れます。
- Net kernel SettingのTarget network settingsでターゲットマシンへ設定するIPアドレス等を入力します。
- PCとEthernetケーブルで接続したターゲットマシンの電源をONにします。
- ターゲットマシン上でDHCPと表示された後、speedgoatkerneltransferのCreateボタンをクリックします。
- 接続先のターゲットマシンを選択してOKボタンをクリックします。
制限時間内にアクセスできなかった場合、ターゲットマシンがNetwork Bootできません。
その場合はターゲットマシンの電源を再投入します。
- 新しくロードしたKernelでブートすることを確認します。