GT-SUITEおよびGT-POWERとSpeedgoatとの連携
GT-SUITEおよびGT-POWERは米国Gamma Technologies社で開発されたマルチフィジックスシミュレーションソフトウェアです。Speedgoatと連携することで自動車、航空機、再生可能エネルギーなどの分野で、物理ベースかつリアルタイムに対応するプラントモデルモデルを使用したHIL(Hardware-in-the-Loop)シミュレーションを可能にします。
GT-SUITE-RTおよびGT-POWER-xRTモデルをSimulink®モデルに統合することで、Speedgoatでの実行が可能になります。
GT-SUITEでのシミュレーション結果は下図です。
Speedgoatでの実行結果は下図です。GT-SUITEでのシミュレーション結果と一致しました。
本モデルを1kHz, 2kHzの制御周期で実行した場合のSpeedgoat CPU負荷率は下図です。
※使用したSpeedgoatのスペック:Performance P2 (CPU: Intel Corei7 4.2GHz,4cores, Memory:4GB)
モデル制御周期1kHzのCPU負荷率:最大55.4%
モデル制御周期2kHzのCPU負荷率:最大63.7%
開発環境
- MATLAB®/Simulink® R2020b以降
- MATLAB Coder™/Simulink Coder™
- Simulink Real-Time™
- GT-SUITE V2024 build1 以降
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